今年も、あと僅かになりましたね。
色紙だけで、正月(注連縄/しめなわ)飾りを作りました。
好みの配色にしたり、切り抜きを加えて賑やかにして下さい。
《作り方》
@注連縄飾りの各部位を作る。
・大きい色紙を軽く丸めて、捻りながら輪にします。
破らないように、ゆるめに捻りながら進めます。
初めと終わりを上手く合わせ、ボンド固定しましょう。
乾燥するまで、クリップで保護固定します。
・小さい色紙で、注連縄の結びを段折りで作ります(参照A写真)。
※同じ幅で折ると正面から一色しか見えないので
全色が見えるように、1〜2oずらして折ります。
左右を合わせて、中心を決めておきます。
・松葉を作ります。
厚めの色紙を適宜な長さ(見本の場合は15cm程)にします。
※つなぎ合わせでも良いです。
左右からそれぞれ5cm程度、切り込みを入れます。
松葉状に細くしましょう。
・南天の葉っぱと、赤い実を作ります。
葉っぱを2枚。
葉っぱの形を書いて、ハサミでギザギザに切ればできます。
赤い実は、赤色画用紙をパンチで丸く取ります。
※葉っぱの色は、松葉と重ならない方がいいと思います。
A注連飾りをセットする。
・リング状の注連飾り本体のつないだ部分にそれぞれをセットします。
まず、段折りの色紙、松葉の順に、中心部を合わせて固定します。
園芸用のビニール紐(ワイヤー入り)で、2回程巻いて止めます。
※締めすぎると破けますので、程ほどで...。
※松葉は中心で1回捻って角度を付けます。

・中心にボンドを適量付けます。
南天の葉っぱを中心より、少し離して置きます。
一部分がボンドに触れる程度にします。
中心部分に、赤い実をパラパラと置きましょう。
乾燥させます。
Bツルを作る。
扇子の応用で、ツルにしましたので、どちらか好きな方で...。
・左右対象で、色をつけた紙を用意します。
※見本は10cm×15p程度です。
5o間隔に、とがったモノで、軽く折り線を付けます。
山折り、谷折りします。

作り方は、下記のツルを見てください。
・中心で貼り合せるため、貼った部分が裏になるように折ります。
左右の色部分を合わせて、中心でしっかり曲げます。
片方に細くした両面テープを貼り、左右を合わせます。
・中心部分を程よく摘んで、頭部にします。
※扇子の場合には、摘んだ部分に巻紙をし、固定します。
頭部の形を固定するために、裏側にボンドを付けます。
乾燥まで、クリップで止めておきます。
目を入れましょう。
※見本では中心で接着のため、1山が裏に消え、表側に7山。
白い部分が左右にそれぞれ5山になっています。
山を2〜3つ多めにすると、羽に広がりが取れます。
C台紙に飾り付ける。
丈夫な厚紙があれば、淵飾り後、好みで飾って下さい。
切り抜きなどを幾つか用意します。
※切り抜きはクリップアートを利用しました。
見本の場合は
厚紙に飾り付けてから、頑丈な厚紙を裏側に当てました。
飾りは一回り小さ目の厚紙を利用。
裏の台紙には赤い色紙を縁取りに貼って、合わせ貼りしました。
ボンドは全体的ではなく、6〜8ヶ所くらいの部分付けです。

下げ紐を付けて、完成です。
合わせ貼りをする前に、隠し穴を開け、紐を通しておきます。
《用意したもの》
色紙4種(見本はPCで自作)、切り抜き、赤色画用紙、
厚紙(薄いのと厚いもの)、紐、ボンド、糊、パンチ、ハサミなど道具類